ツボ押し・灸
ツボを刺激してみよう
「ツボ」とは
東洋医学では、体の中に経絡と呼はれるエネルギーの通り道があると考えます。その経絡の上には、エネルギー(気)の流れを調節する経穴があります。これが「ツボ」と呼ばれるものです。
ツボへの刺激が体調を整える
このツボを刺激すると、エネルギーの流れがよくなり、体の調子が整います。
家でのくつろぎタイムに、ゆったり、のんびりした気持ちでやってみましょう。寝る前のリラックス方法にもぴったりです。
指をつかったツボ押し
力の抜き方が指圧のポイント
手の親指で押す、指圧が一番簡単な方法です。指圧のポイントは、何といっても力の抜き方。
息を吐きながらツボを5秒かけて押し、倍の時間、10秒かけて力を抜きます。
ツボを押してパッと離すだけでは、神経を静止させるので、逆に血流が悪くなります。だから「力の抜き方」を覚えることが大切。押すことでへこんだ皮膚が、自然に戻ってくるようなイメージで、ゆっくり力を抜きましょう。
インスタント灸でもOK
扱いが簡単なインスタント灸
やけどをしにくく、扱いが簡単なのが市販のインスタント灸。熱でツボを刺激します。興味のある人にはオススメです。
効果を上げるには数回連続して据える
お灸に火を付け、ツボに貼ります。
我慢できなくなるほど熱く感じたら、はがします。同じ場所に2~3回連続して据えると効果が上がります。
お風呂あがりは厳禁
ただし、お風呂あがりは厳禁。皮層が水分を含んでいるため、やけど、水ぶくれができやすくなります。お風呂の前、あるいは入浴後1時間以上たってから実践しましょう。